story75.造成地の住宅工事が急ピッチで進む2021.03.01 13:20一昨年夏に手放した竹やぶや雑木林があった敷地。長い時間をかけて造成が行われ、その後、区画割りされ、道が付き、擁壁もできて、いよいよ各区画での住宅工事が進んできました。これらの敷地は元々竹やぶが主で、なかなか手入れが行き届かず、育ち過ぎてご近所にご迷惑をおかけしたり、不審者が隠れや...
story74.能勢町で初めての省エネ診断2021.02.01 03:41現在、能勢町の地域新電力会社にも従事しているのですが、今冬の寒波襲来により電力の利用が大幅に増加し、需給がひっ迫した状態になっています。それに伴い、電力の卸売価格が高騰し、能勢町の各施設に節電をお願いする状況が続いています。そのような流れの中で、能勢町や豊能町の公共施設に対して、...
story73.登録有形文化財の役割を再確認2021.01.16 03:09昨年の大きな出来事として、母屋と土蔵が国の登録有形文化財になったことも挙げられます。また、登録に至るまでには、たくさんの専門家の方々のご協力や助言がありました。初めて我が家を藤井厚二建築として認識し文化財登録を勧めてくださった京都工芸繊維大学の笠原先生、最近毎年のように学生の卒業...
story72.今年もまだまだ発展途上中2021.01.01 00:10年が明け2021年になりました。本年もよろしくお願いいたします。昨年2020年はコロナに翻弄された年でしたが、個人的にもいろいろとありました。初孫が生まれたのが最も嬉しいニュースでしたが、母親が他界して完全に代替わりが進んだこと、昨年手放した竹やぶの造成がほぼ完了したこと、造成で...
story71.来年はもっと「暮らしの中に光」を2020.12.16 00:27今年もあとわずかとなりました。今年は世界中が新型コロナウイルスに翻弄された年となり、パピエにとっても少なからず影響がありました。まずは4月頃の第一波。緊急事態宣言も発令され、直前に宇陀や塩屋のスケッチツアーを中止にしたり、4月と5月の水彩教室全般を延期にしたり。このころは新型コロ...
story70.パピエの言う名前について、雑感2020.12.01 08:41皆さんに親しみも込めて呼んでいただいている「パピエ(Papier)」って、いったい何を指すのだろうと思うことがあります。水彩教室のメインとなっていたアトリエ部分なのか、母屋も含めた家屋全般なのか、庭まで含めた敷地全体なのか、あるいは、水彩制作や教室から他のイベントまで活動を広げて...
story69.もう1つの登録有形文化財、我が家の土蔵2020.11.16 11:56我が家には、母屋に隣接して土蔵があるのですが、このたび土蔵の方も、母屋と同時に登録有形文化財になりました。登録にあたって、専門家の方々に調査をしていただきましたが、漆喰仕上げのなまこ壁の外壁、置き屋根形式で銅板葺の切妻屋根、御影石で出来た五段の石段、蝶番付両開きの戸前と内側に銅板...
story68.お墓や菩提寺の話2020.11.01 01:48半年前に他界した母親の納骨のため、先日、京都の黒谷にある金戒光明寺というお寺の墓苑に行ってきました。金戒光明寺は黒谷さんと呼ばれていて、鎌倉時代に浄土宗最初の寺院として法然が開き、幕末には新選組の本陣として使われ、現在も会津藩の墓地や慰霊碑が残っている名所です。子供の頃からお墓参...
story67. 環境・エネルギーに配慮した建築2020.10.15 23:48最近、「能勢・豊能まちづくり」という会社に部分出向する形となり、能勢町の方に出向く機会が増えてきました。その会社は、地域新電力として小売電気事業に取り組んでいるとともに、今後はその収益を活用して様々な地域サービス事業を提供していく予定です。ここで小売する電気の多くは再生可能エネル...
story66.登録有形文化財の証書が届いて2020.10.01 00:24昨年11月、我が家の母屋と土蔵が国の登録有形文化財になるとの答申がなされ、今年の4月、正式に決定しました。そして先日、登録有形文化財の登録証が家に届き、早速階段室に飾りました。家にこのような証書があると、一段、格が上がったような感じとなり、嬉しい気持ちとともに、身が引き締まる気持...
story65.実験によって常に進化していく住宅2020.09.16 00:48この前、京都にある松彦建設工業さんのモデルハウスに行く機会がありました。いろんな要素が盛り込まれた素晴らしい提案型住宅だったので、少しご紹介できればと思います。1つ目のポイントはデザイン性。吉野材を活用した上質な素材、周りの植栽とも調和したスッキリとした外観、端から端まで抜け感の...
story64.孫と暮らした貴重な1ヶ月2020.09.01 10:557月下旬に生まれ、1ヶ月ほど母家で暮らしていた孫が、先日、娘夫婦の家の方に戻りました。コロナの影響もあり、あまり外出しなかったこの夏、孫と過ごした日々は本当に心地の良いものでした。大泣きしたり、お風呂に入れたり、せわしない時間もありましたが、生後1ヶ月にも満たない孫のひたむきな姿...